腰痛の治療法|名古屋の接骨院 - 庄内はりきゅうマッサージ接骨院

院長コラム

院長ブログ

腰痛の治療法

腰痛の治療法と言ってもさまざまありますが、一般的なものから説明いたします。

➀手術療法

明らかに特定部位の障害によって痛みが出現していて、歩行困難等の重度なもの。
画像上、➁~➄の療法では良くなる見込みがない場合で、術後のリハビリができる
年齢であることや生活の質が手術前よりも落ちないと見込めるもの。
上記の場合は適応になると思われます。
レーザー手術も手術療法に含まれます。

➁神経ブロック注射

神経ブロック療法とは、腰痛の患部や神経痛などの原因になっている周辺に局所麻酔薬や
ステロイド等を打つことにより痛みを緩和し、血行促進や筋肉のこわばりを改善するものです。
1回で改善する場合もありますが、薬物療法と併用して複数回行うことが多いです。

➂薬物療法

代表的なもので消炎鎮痛剤で非ステロイド系のものや神経伝達に作用するもの、
長期で長引くもので抗うつ剤などを使用する場合もあります。
補助的に使う筋弛緩薬や血管拡張薬なども併用する場合があります。

疼痛緩和を目的にしているので根本的な治療にならない場合もありますが、
急性期などは安静にて炎症を抑えることが先決なので、
薬物療法はさまざまな治療と組み合わせることができるといえます。

患者さんの中には薬を飲みたがらない方もみえますが、
医師や薬剤師の指示どおりに服用されることをお勧めします。

➃理学療法

多くの病院や接骨院で行われているリハビリを中心とした運動や体操、ストレッチを含む運動療法
電気療法、鍼灸マッサージなどの徒手療法など物理刺激が加わるものすべてが含まれます。

当院で行っている施術もこれにあたり、鍼灸マッサージはもちろんですが、
超音波&ハイボルテージ療法は特に急性の腰痛には効果的です。

慢性腰痛についても一人一人の状態に合わせた施術を行っておりますのでご相談くださいね。

➄装具療法

腰痛の場合は腰のコルセットになります。
病院で採寸するコルセットから市販の既製品などがありますが、様々なものが多すぎて
どれを選んでよいかわからないと思います。
種類も多すぎてわからないのもありますが、
そもそも付ける位置も間違っている方が多く見られます。

わからない方は当院にて指導も行っておりますので相談してみてくださいね。

コルセットは本来、腰やお腹を圧迫して固定するのを目的としております。
お腹の圧力(腹圧)を上げることによって腰の骨を安定させます。

患者さんのなかで「もっと動きやすいものがいい!」と言われる方もみえますが、
動きやすいものは固定力が落ちますのでお勧めはしません。

固定力が高い=動きにくい
固定力が低い=動きやすい

コルセットはあくまで急性期に使うものなので固定力の高いものを選びましょう。

また、コルセットは長期間していると腹筋や背筋が弱くなってしまいます。
痛みがある程度落ち着いてきたのであれば、外して腹筋や背筋を鍛えましょう。
筋力強化により天然のコルセットを獲得しましょう!

今回は腰痛の治療法についておおまかに書かせていただきましたが、
次回は肩こりについて書きたいと思います。